自分の散文を見て思ったけれども、やっぱり小説家なんて向いてない。別に目指そうとしてるわけじゃない、し、それを意識して書いたわけでもない。母が言った。繊細な心を持っているんだし、外に出かけるのが苦手なら小説家になればいい。とかなんとか言って…
家に引きこもっているからといって、気鬱になる訳じゃないと思い聞かせながら話をする。だからといって育つ訳でもない。放っておいたままで夢が叶うわけでもない。私は夏から始めた演技研究所に行く曜日さえここ最近は忘れ始めて、ただ寝食を繰り返しては合…
愛ってなーんだ♡
まあ夢なんてそんなもんだよねえ
帰る場所がなくなったな わたしの元には誰もいない
過去の自分にすがっている これは生涯抱えるものだとわかっていたのに、抱えきれないと、四、五年経って大人になったわたしが、十六のわたしにすがっている もうこれ以上孤独なのは嫌だ 何故強がったのか たった十六の小娘が、他人の幸せなどを願って、生涯…
今の彼女はわたしなのに、歩いてたら昔の彼女がいたからって友達感覚で寄って行って仲よさげに話してて、わたしはわたしでわたしに好意を寄せてるひとが一緒にいたから、そのひととごはんを食べて時間を潰して…結局その日の夜あたりに謝罪の電話が来て、なあ…
ではもうよいと諦めることは容易い 勇気がいるからとできなかったことが今目の前で行われようとしていて、なぜ行われようとしているかというとわたしが少しでも踏み出したからである 行動主はわたしであるということは、簡単であるがゆえに見えづらく、だか…
空を捨ててしまえば死ねる まだ空を捨てきれないのだ
山田くんの影を追っていた 華奢な肩とふわふわとした真っ黒のごわごわしてそうな髪 気だるげな歩き方 猫背 彼な訳がなかった わたしが改札を出るためにicカードを探している間にどこかへ行ってしまった 必ずわたしがしくる 彼はどこにもいない
ではもうよいと諦めることは容易い 勇気がいるからとできなかったことが今目の前で行われようとしていて、なぜ行われようとしているかというとわたしが少しでも踏み出したからである 行動主はわたしであるということは、簡単であるがゆえに見えづらく、だか…
自分がなにを感じてるのかよくわからない 野望は打ち砕かれて、絶え絶えなんだけれど、不思議と怒ったのはそのときだけで、しかもこのわたしが、ひとさまに対して怒ったのだ もうわたしがなんなのかわからない なにをかんがえてるのかまるでわからない
遭難はもうしていない たぶん 馬鹿をしていない わたしは自分が好きなのだ
違う、わたしは過去の自分をまざまざと見せつけられておそろしい思いをしているだけだ こんな人間とつるんでいたのだと こんな人間であったのだと その頃から諦めていたのだと 死にたかったんだと おまえはいきつづけていると でもわたしは奴らとは違う
仕方ない。美醜の問題はあっても仕方ない。 ブスと話して心配になってしまった。見た目もそうだが、中身が。 わたしは何故こんな人間と二時間も時間を費やしてるんだ…しかも、中身も底が知れていて…本当に退屈だった。 もしわたしが他人から見たとき、こんな…
他者は自分次第で、わたしがどんな人間か判断する。ということをうまく使うこともできる。 こう見せたいという自分を出す 他者は意外と鋭いがあほなので、わりと飲み込んでくれる
他者がいなければ考えられなかったけれど、ようやっと一人で対処できるようになった気がする 自分がなにをやりたいのかがまるでわからないから、とりあえず思うように動いてみる ふたつあって、どっちを無くした方が自分はぽっかりとした気分になるか 自分が…