仕方ない。美醜の問題はあっても仕方ない。

ブスと話して心配になってしまった。見た目もそうだが、中身が。

わたしは何故こんな人間と二時間も時間を費やしてるんだ…しかも、中身も底が知れていて…本当に退屈だった。

もしわたしが他人から見たとき、こんな人間に見えていたら。

一言目で、二言目がわかるようなことしかいわない人間、それか、驚きをほんの少しも孕まないことしか話せない人間。

おそらく四年ぶりか。旧友と会ったのだ。元々つくりが悪い顔をしている人間だったが、四年も経てば変わるだろうと思ったのに全く変わらず、むしろスレていた。諦念と嫉妬の塊だった。

もう片方はすっからかんだった。

 

成長のかけらもない。

賞をもらったからなんなのだ?中身は褒められたものではないぞ。見た目も。