尾瀬みたいに、草がしげっていて、その上に木で作られた歩道がながーくつづいていて
草の下には水が流れてる
太陽は沈んでて、ふわっとした丸い光がみえたのを追いかける
と、行き止まりっぽいところでたちどまる
ふりかえって、元いたところにもどって
きよげなり(なぜか恋人になってる)を後ろにつれてあるく
電車内で、扉の前でならんで外をみる景色がフラッシュバックする
彼の服装は覚えてない
光があったところにつれていこうとするのに、道に迷って、わからなくなる
歩道は基本一本道で、たまに主根と側根みたいにわかれてる
草がざわざわしてて、薄暗い
歩いてるちょうど右側では、ちょうちんみたいなうっすら明るい光が、ぽつぽつと現れてた
歩道から水をのぞきこむと、円形に穴が空いて、池みたいになってるところに、赤と白の錦鯉が何匹か泳いでて、ぞっとした
光があったところを思い出して、ちょうど数十メートルさきだったから、指差すけど、歩道がなくて、水と草ばかりがあったから、きよげなりが「あれじゃあ行けないよ」って言ってきた

ここまでしか覚えてない