2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

なんか思いついた

ある天才科学者がいた。なんにでも実現することは可能なくらいの腕と頭脳はあったが、驚くほどに想像力がなかった。なので周囲の頼むままに創った。金は山ほど舞い込むが求めるものはなかった。また、自分の創りたいものもなかった。彼の居場所の丁度裏側に…

つくづく思うが、衣食住だけは他人を介しては自分の化けの皮を剥がせない一番頭に残るのが食事初対面でも目上でも、話すことにことかかない状況でも、心が震えていた時期が1年半ほどあった(下卑た環境に身を投じた愚かなわたしのせいである)名前を呼ばれたに…

電話だけでも声と耳を介して誰かと話すと落ち着く思ってたよりもわたしは弱い

深海

水14の頃から深海に惹かれていた深海か火だった誰もいない会話ができない魚なら時折通る光がさすが見上げるのみであがろうとはしない水からあがれるとも思ってない生きる時間が長引くたび、生きるたび沈む上に向かって泡があがるのを見るだけでも誰か一緒に…

誰も見ないだろうことが落ち着くなにも見られないし聞かれないのがよいわたしが存在することを認める人は多くなくてよいほんじつは食欲がなかったでもルーチンなのでとりあえず椅子につくし、なにか食べるけど、別になにかが満たされてるような気はしないし…

もう誰に懸想してるのかもわからんもう生きた気がするこれ以上は生きられない

信じられない真綿では首をしめられているようだだが真綿ごときにわたしがふりほどけないわけがないわたしは真綿があると認識しつつ、離れがたいのだ離れがたいのにも理由があるこれは罪だと感じてしまうからだ感じてしまうからこのようにしめられつづけてい…